時代はいったい、どこへ行くのだろう。
21世紀を一歩一歩進んでいるのは確かなのだが、先が見えそうで、
先が読めない不透明な世の中、右を向いても左を向いても、想うこと、考えさせられることがいっぱいある。
暮らしの中でのハード面は着実に進歩し、より快適な、
そしてより機能的な生活環境が実現し個々の生活レベルは向上した。
しかし、ここに来て、消費者は基本的な価値の高さに目覚めた。
生産重視で過去の経験やノウハウに捕われている企業に限って消費者離れが起き、
生産者が消費者をリードする時代は消え去ったといえる。
そして、消費者は賢い選択をしながら、常に新しいライフスタイルを求めている。
そして、そこには心のエネルギーを高める豊かさが必須である。
水や空気の流れを果たす管は、人間で言えば血管のような役割。
我が社が請負う設備工事は、必要な場所に必要なだけの水を送ったり、
快適な生活環境をつくる空調設備など、建物内において、
人が過ごす上で極めて重要かつ責任の重い仕事と言える。
慌ただしい世の中に振り回されず、生産側と生活側、双方の立場に立ち原点に戻って、
じっくりと腰を据え考える時かもしれない。
大手ゼネコンをはじめ、官公庁や設計事務所から受注した設備工事を、
各専門分野のエキスパートに発注しますが、
他人まかせにはしていられません。
施工サイド、現場サイド、それぞれの立場に立ち、一つ一つの力をまとめていく必要があり、
職人気質の親方に教えられることもたくさんあります。
時間がたつにつれ、平面に描かれた思いに高さが生まれ、誇らしげに姿を現わすみんなの夢。
その瞬間は、仕事を成し得た満足感で一杯です。
「人材は会社の財産」確かにそうです。
進んだ技術開発を生かせる人材の育成は必要不可欠。
だから、社員教育やメーカー協力による勉強会ではつい力が入り、
いつも激しい議論が交されます。
個々の能力を十分に発揮し、いい仕事をするにはストレス無用。
社員どうしのコミュニケーションは明るいがモットー。
共に働き、共に遊ぶ仲間のスクラムは頼もしい限りです。